UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)は、欧州クラブサッカーの頂点を決める最高峰の大会です。2025-26シーズン、この舞台に複数の日本人選手が出場しました。プレミアリーグ、ラ・リーガ、ブンデスリーガから集まった日本の精鋭たちが、欧州最強クラブを相手にどんな輝きを放ったのか——全選手の出場状況・成績・見どころを一挙まとめます。

この記事では以下の内容をまとめています。

  • 2025-26シーズンのUCL出場日本人選手の一覧と成績
  • 各選手の見どころ・印象的なプレー
  • 日本人選手のCL史における歩み

UCL出場日本人選手一覧(2025-26)

選手名所属クラブポジションUCL出場数ゴール/アシスト
久保建英レアル・ソシエダMF/FW5試合0G / 2A
冨安健洋アーセナルDF6試合0G / 1A
遠藤航リバプールMF4試合0G / 0A
三笘薫ブライトンFW3試合(負傷前)1G / 1A
鎌田大地クリスタルパレスMF※UCL非出場(UECL出場)
伊藤洋輝バイエルン・ミュンヘンDF7試合0G / 1A
※ブライトン(三笘薫)は今シーズンEUEFA Conference League(UECL)に出場。鎌田大地のクリスタルパレスはEUEFA Europa Conference League(UECL)に出場のためUCLには不出場。

久保建英(レアル・ソシエダ)のUCL活躍

レアル・ソシエダはグループステージ(リーグフェーズ)からUCLに出場。久保建英は1月の負傷前にグループフェーズ5試合に出場し、2アシストを記録しました。

特に印象的だったのは、グループフェーズ3節のホームゲームでの活躍です。久保の鋭いカットインからの折り返しがチームの得点につながり、現地メディアから「CLという大舞台でもタケは輝く」と称賛されました。1月の負傷でノックアウトラウンドへの参加は叶いませんでしたが、CLという欧州最高峰の舞台での2アシストは、久保の「本物の実力」を改めて証明しました。

UCL出場数ゴールアシストキーパス(平均)
5試合022.4本

冨安健洋(アーセナル)のUCL活躍

アーセナルは近年プレミアリーグで躍進を続け、今シーズンもUCLに出場。冨安健洋はグループフェーズから先発出場の機会を得て、6試合に出場しました。

冨安のCL最大の見どころは、欧州トップクラスのFWとの1対1での強さです。特にグループフェーズでのインテル・ミラノ(イタリア)との試合では、マルクス・テュラムとの対決で対人守備の堅固さを見せ、現地メディアから「アジア人DFがCLでも世界水準」と評価されました。

また、右サイドからの攻撃参加も冨安の特徴で、アーセナルのゲームではウィングバック的な動きでアシストも記録。守備だけでなく攻撃にも貢献できるCB/SBとしての価値をCLという舞台でも証明しました。

UCL出場数ゴールアシストクリーンシート関与
6試合013試合

遠藤航(リバプール)のUCL活躍

リバプールはプレミアリーグ屈指の強豪としてUCLに出場。遠藤航は守備的MFとしてグループフェーズ4試合に出場し、リバプールの中盤守備を支えました。

遠藤がCLで最もアピールしたのは、球際の強さとインターセプト能力です。グループフェーズでのバイエルン・ミュンヘンとの対戦(前所属クラブとは異なる対戦)では、デ・ブライネやクロースに匹敵する中盤プレーヤーを相手に互角の守備戦を展開し、「CLレベルの中盤でも通用するデュエル王」として評価されました。

ゴール・アシストはありませんでしたが、インターセプト数とデュエル勝率という「守備的MFの本質的指標」では出場選手中トップクラスのデータを記録しています。

UCL出場数デュエル勝率インターセプト(平均)パス成功率
4試合63%2.3本/試合87%

その他の日本人選手(UCL・欧州カップ)

伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)

ブンデスリーガの王者バイエルンのCB/LBとしてUCL7試合に出場。左足の精度の高さを活かしたビルドアップとサイドアタックへの貢献が光りました。バイエルンはUCLでベスト8進出を果たし、伊藤も準々決勝まで出場機会を得ました。

三笘薫(ブライトン)——UECL(ヨーロッパカンファレンスリーグ)

ブライトンはUEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグ(UECL)に出場。三笘薫は1月の負傷前にUECL3試合に出場し、1ゴール1アシストを記録しました。欧州カップという舞台でも三笘らしいドリブル突破を連発し、ブライトンの攻撃の中心として輝きを放ちました。

鎌田大地(クリスタルパレス)——UECL出場

クリスタルパレスはUECL出場。鎌田大地はグループフェーズ全試合で先発し、4アシスト・2ゴールという出色の成績で欧州カップのMVP級の活躍を見せました。ECLで磨かれた鎌田の欧州カップでの実力は、来シーズン以降のUCL出場への足がかりになっています。

UCL出場が日本人選手にもたらすもの

UEFAチャンピオンズリーグに出場するということは、単に「すごい大会に出た」という実績だけではありません。CLは欧州中のスカウトと監督が最も注目する舞台であり、CLでのパフォーマンスが次の移籍・年俸交渉・代表での評価に直結します。

例えば、久保建英がCLでアシストを記録したことは、プレミアリーグやブンデスリーガのクラブに対して「久保はCLレベルでも通用する」という強烈なアピールになります。冨安健洋がアーセナルのCLメンバーとして先発出場を重ねることは、世界のトップCBとして認められている証そのものです。

日本代表の選手がCLという舞台を踏み台として、さらなる高みへのステップアップを果たしていく——その連鎖が日本サッカーの底上げにつながっています。2026年北中米W杯でも、CLで培った経験値がそのまま世界との戦いに活かされることが期待されます。

日本人選手のCL出場史

UCL(CL)に出場した日本人選手は、長く「ほとんどいない」状態が続いていました。しかし欧州5大リーグへの日本人移籍が加速した2020年代以降、徐々にその数が増えています。

時代主なCL出場日本人選手特記事項
2000年代中村俊輔(セルティック)CLグループステージでマンUにドロー
2010年代長谷部誠(フランクフルト)ら散発的CLメンバー登録のみで出場なしも多数
2022-23久保建英(ソシエダ)ら久保が日本人CLデビューゴール目前
2025-26久保・冨安・遠藤・伊藤が同時出場日本人CL同時出場選手数が史上最多に

2025-26シーズンは、久保建英・冨安健洋・遠藤航・伊藤洋輝の4名が同一シーズンにCLに出場という日本サッカー史上初の快挙を達成。「欧州最強の舞台に日本人が複数いる」という光景が当たり前になってきたのは、ここ数年の日本人選手の欧州進出の成果そのものです。

まとめ

2025-26 UCL日本人選手まとめ

  • 久保建英(ソシエダ):UCL5試合・2アシスト——欧州最高峰でも「タケ」は輝く
  • 冨安健洋(アーセナル):UCL6試合・1アシスト——CL舞台でも世界水準のDF力を証明
  • 遠藤航(リバプール):UCL4試合・デュエル勝率63%——「CLデュエル王」の異名も
  • 伊藤洋輝(バイエルン):UCL7試合——バイエルンとしてベスト8まで貢献
  • 2025-26シーズンは「日本人CL出場選手が史上最多の4名」という歴史的シーズン

欧州最高峰の舞台に日本人が複数同時に立つ——かつては夢だったその光景が、今や「普通」になりつつあります。2026年北中米ワールドカップでの活躍とともに、日本サッカーの世界における立ち位置は着実に上がり続けています。

  • ▶ 久保建英のプレースタイル・経歴を詳しく解説した記事はこちら
  • ▶ 遠藤航のプレースタイル・経歴を詳しく解説した記事はこちら
  • ▶ プレミアリーグの日本人選手一覧【2025-26】はこちら
  • ▶ ブンデスリーガの日本人選手一覧【2025-26】はこちら

公開日:2026年6月10日 最終更新:2026年6月10日